

Roundabout & OUTBOUND
MAKU|ACONITE_W.Q/DI-50%Cotton and 50%Silk Handwoven Dress|GA2349
「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」
2025年1月17日[金] -2月3日[月]|11:00-19:00|休み 21,28日
小林史恵氏とVankar Shamji Vishram氏 在廊予定:1月17日
インド各地に息づく伝統技術や装束への敬意を基に、現代の生活に沿う布製品の継続的生産を展開する、小林史恵氏によるCALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS の衣服や生活の布、そして、Santanu Das氏によるMAKUの装いの品の展示販売の会を行います。
今回は、グジャラート州カッチの織り師の家の四男として生まれ、伝統的な素材の研究と古典的な技術の継承に注力しつつ、兄弟で支え合いながらコミュニテイに絶えず新しい風を送り込む、Vanker Shamji Vishram シャムジー氏の仕事に焦点を当てます。
以下は、カッチよりシャムジー氏を招聘した小林史恵氏によるコメントです。
「インドの手仕事布が脚光を浴びるに従い、闇雲に多くのものを作ってそれを発展とするような風潮があるなかで、彼は、誰も見向きもしなかった在来種コットンやローカルシープウールなどの素材の活用に真っ先に取り組み、彼の父親や祖父の顧客であったラバーリーの方々を訪ね歩いて、一度は絶えたラック染の伝統布の紡ぎや織りを研究しました。
また、彼は、本来彼らの伝統ではない藍染を研究し、独自に天然の材料での藍建てをするようになりました。織り師の家ではありますが、今やインド屈指の藍染工房としても知られます。
伝統を紐解き古きに学びつつ、慎重に新しいものづくりを試みる態度は、市場の喧騒を他所に、地道にものづくりに取り組むインド各地の織り師に静かな影響と希望を与えていると感じます」
MAKU|ACONITE_W.Q/DI-50%Cotton and 50%Silk Handwoven Dress|GA2349
87,000+tax
マルベリシルク40% ,コットン40%,メリノウール20%
M:着丈 約117cm、肩幅 約37cm、身幅 約49cm、袖丈 約59cm
L SL:着丈 約115cm、肩幅 約39cm、身幅 約54cm、袖丈 約59cm
*写真は身長160cmの女性がMサイズを着用しております。
*シルクとコットンの素材を重ね、ウールの糸で手刺しした上から藍染を施しております。
*天然染料および濃色の染料により染められているため、摩擦、雨や汗などで、色落ち、色移りすることがございます。薄色の衣料品と合わせることはお控えください。
* 天然染料や伝統的な染料を用い、伝統的な手法で染めております。ご使用を重ねる毎に、色が褪めて、味わいが出てまいります。
* 手紡ぎの糸は、村の女性たちが主にアンバーチャルカと呼ばれる効率性の高い近代糸車を使ってお作りしています。糸が切れた場合は、それを手で紡ぐためにフシができるのが特徴です。
* 手織りの布の多くは村の小屋で織られており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレがある場合がございます。手織り布の特徴として、ご理解の上お求めください。
* 素材によっては着用時の摩擦により、ひきつれや毛羽立ちがおこることがございます。過度な摩擦や圧力は、生地破損の原因になりますのでお避けください。



